コンピューターを守るにはセキュリティ対策ソフトは必須です。しかしそれだけでは足りません。セキュリティ対策ソフトでいくら対策しても、OS(オペレーションシステム)に致命的な欠陥があるとどうにもならないんですね。
OSとはコンピュータを動作させるための基本ソフトウェアとなり、一般的なコンピュータは全てOSが入っており、そのOS上で各ソフトウェアが動作するように作られております。OSに欠陥があるとどんなに素晴らしいソフトウェアをインストールし利用していても、サイバー被害に遭う可能性が発生します。
その為、各OSメーカーは大きな欠陥が発見された場合には早急に修正プログラムを配布いたします。iphoneユーザーは良く知っているかと思いますが、iOSのアップデート。これと同じようにWindowsでもandoroidでもアップデートがあります。
今回はWindowsに絞って説明したいと思います。
Windowsアップデートとは?
Windowsを利用しているユーザにとって良く右下バーにWindowsのアップデートをするように促されることが良くある。なんでこんな事をしなくてはいけないのか?
疑問に思うだろう。
これはWindowsの不具合修正や新たなセキュリティ上の欠点を対策したりすることが一番の目的である。また、機能アップさせているケースもあります。
インターネットに接続しているコンピュータでセキュリティ上の欠陥があることは、とてもリスクを伴うことでもある。サイバー犯罪者はOSのセキュリティホールを利用して犯罪を犯すケースもあります。このような被害に遭わない為にも対策が必要となるのです。
Windowsの致命的な不具合はサポート期間であればMicrosoftが修正してくれるはずですので、修正プログラムが配布されるようになりましたらアップデートです。
可能な限り常に最新に保っておくことが大切なこととなってくる。最近のWindowsでは設定により自動更新であったり、アップデートが必要であることを通知してくれたりします。そのような便利な機能を利用しながらキチンとWindowsを最新化しておくようにしましょう。
セキュリティ対策ソフトがあるのにWindowsアップデートする必要があるのか?
これはアップデートする必要があります。
セキュリティ対策ソフトが最新版になっていたとしても、WIndows上にセキュリティホールがあったとしたら、セキュリティ対策ソフトでも防御できないことがあります。
ソフトウェアの世界は販売された時点で完璧ということはなく、人の創ったものなので、どうしても不具合というものが出てくるのは仕方がないことです。そこをきちんと修正し提供してくれているのが、Microsoftの場合にはWindowsアップデートとなります。
Appleの提供するiOS(iphone等のOS)に関しても、頻繁にアップデートが提供されています。勿論、iOSユーザは当たり前のようにアップデートしているはずだ。これと同じである。MicrosoftのWindowsにおいてもアップデートが必要なのです。アップデート設定には自動設定から手動設定のモードが選択できるが、どのようなモードで運用しているに関わらず、必要な時には必ずWindowsアップデートを行うようにしましょう。
※但し、サポート期間終了後のバージョンはアップデート対象外となります。
まとめ
インターネットに接続されている環境で使用しているWIndowsコンピュータに関しては、自動アップデートでの運用をお勧めします。突然、再起動が促されることもありますが、常に最新に保つことが各ユーザーのWindowsコンピュータを守ることへ繋がります。勿論、セキュリティソフトを利用することも必須です。
自分のコンピュータを守るため、そしてサイバー犯罪の被害に遭わないためにも可能であることは実施いたしましょう。