ノートパソコンの購入に迷われている方の参考になればと思い、今回購入した「Microsoft Surface Laptop 3」のレビューをしたいと思います。
今回は正月の初売りでたまたま安く購入することができました。
購入したお店は「新製品が安いケーズデンキ」でございます。現金値引きが得意のお店でございます。値引きしてもらった上にワイヤレスマウス4千円相当をおまけしてもらいました。
Microsoftの商品のため購入店によっては金額が大きく異なることがあるように思いえないのですが、新春初売りということでラッキーだったんですかね。
もしかしたらこんなことがあるかな?
って期待をしながらケーズデンキへ行ったんですけどね。
今回の記事はケーズデンキの宣伝のためではないので、早速レビューを記載したいと思います。
「Surface Laptop 3 VPT-00032」のレビュー
パソコンの購入については使用目的がとても大切な要素となります。これは使用目的によって購入するパソコンが大きく変わってくること、そしてそれによりパソコンの選択肢が変わってきます。
使用用途によりどの程度のスペックが必要になってくるか?
これを見極める必要があります。
使用目的を整理してパソコン選びをしないと無駄な投資をする可能性が高くなります。私も過去にあるのですが、何となくノートパソコンやタブレットが欲しいと思い購入したもののあまり利用しなかった。。。。みたいな。
これ勿体ないですよ!
だから今回はキチンと必要性について自問自答して3か月くらい経過しましたかね。((´∀`))ケラケラ
使用目的
まずは「Surface Laptop 3 VPT-00032」の使用目的について説明させて頂きたいと思います。
主な使用目的は業務で使用するのですが、下記のようなことに利用します。
- メール&ネット
- サイト運営業務(記事投稿やサイトデザイン修正含む)
- プログラミング(Visual Studioを利用予定)
- Officeでのドキュメント作成
- ExcelやAccessでのVBA編集
- Adobe Creative Cloudで作業
通常は部屋での作業となるのですが、仕事によってはパソコンを持ち運ぶ必要があると言うことでノートパソコンの選択となります。
何故13.5インチを選択したのか?
持ち運びのことを考慮すると画面の大きさを的には13インチ程度までが許容範囲となります。15インチでも持ち運びが出来ない訳ではありません。しかし私の経験上ですがカバンへ入れやすかったり取り出しやすかったり。手で持ち運びし、机に設置するし易さや取り回しのしやすさを考えると13インチなんですね。
また業務利用ということもあり可能な限り作業効率を考えた画面サイズであること。
この画面サイズの条件を考えるとSurfaceラップトップは最適なんですね。しかもここ近年では横長の画面サイズしか販売されていない状況だったんですが、このSurfaceラップトップは縦の長さがありますよ。これは本当に嬉しいサイズです。パソコンで扱う情報って横に画面が大きいよりも縦に長いほうが効率が良いんですよ。
結局は文字を扱うからなんですかね。
特にプログラミングは縦に画面が長い方がコーディングが見やすく作業効率が上がります。
横長が好みなら「Surface Pro」の方が良いかもしれません。しかしあれはタブレットがパソコンにもなるという商品です。スペックは申し分ありませんが、今回の私の使用用途を考えると「Surface Laptop」の方に軍配が上がります。
使用用途から必要と思われるスペック
使用用途のプログラミングとAdobeの部分が私には気になるところです。これらの作業はマシンスペックが高ければ高いほど快適な作業が行えます。低スペックでも作業が行えないということはありませんが苦労します。
あまりに低スペックすぎると動作しない可能性もあります。
お金に糸目をつけない方なら問題ありません。しかし普通の人はパソコンにそんなにお金をかけてられません。
そうなるとどの程度のスペックで妥協するかが重要となります。
CPUは「Core-i5」にした理由
はっきり言って「Core-i7」の方が良いに決まっています。しかしコストパフォーマンスが私には見合わないんですね。
もし私が毎日のように動画編集ばかりをするために使用するのであれば「Core-i7」を選ぶかもしれません。
ただプログラミングの方がメインとなります。スペックが必要となる場面はプログラムをコンパイルする時とデバッグする時でしょうか。スペックが必要と言っても「Core-i5」も十分に高スペックなんですよ。
恐らく私の使用目的では「Core-i5」で十分と判断しました。この選択に全く心配はありません。何故なら過去のパソコンでも作業できているからです。
Core-i7を選択すると価格が一気に跳ね上がります。CPUの選択は購入価格を大きく変えてしまう要因となるので、慎重に使用目的から選択した方が良いです。
メモリを16GBにした理由
CPUは問題がなさそうだったので妥協しましたが、メモリに関しては8GBでは不足する可能性が高いと判断しました。
プログラミングおよびAdobeのソフトの使用はメモリ領域を結構使用します。勿論8GBで動作しない訳ではありませんが、使用している途中で動作がカクカクしたりするような気がしました。
メールとネット、そしてサイト運営関係のみであればメモリを8GBのパソコンにしてしまうところです。
プログラミングとAdobeのソフトはどうしてもマシンパワーを必要とするんですね。CPUは妥協しましたがメモリは妥協しませんでした。
ちなみにCPUにCorei7を選択した場合、メモリは16GB以上しか選択できないようです。これはCPUのみ高スペックにしても意味がないからではないかと思います。
「Surface Laptop」以外は検討しなかったのか?
ここまでのマシンスペック等に求めるものを見てみると「Mac Book」も良いんでは?
とも考えるところなんですが、今回はWindowsで考えました。
理由はプログラミングです。Visual Studioを利用する予定のためWindowsの方が良いんですね。サイトデザイン中心であれば「Mac Book」でも良かったのですけどね。
またdell、hp、NEC、富士通といったメーカーでも良かったのですが、MicrosoftのSurfaceはカッコ良くないですか?
しかも今回購入したSurface Laptopは特にです。
それなので他のメーカーは殆ど見ませんでした。
画面サイズ/CPU/メモリから決定
上記の内容からSurface Laptop3の中で選ぶとVPT-00032となります。
この型番ですが何故か2020年2月26日が発売日なんですね。
Surface Laptop3は2019年10月23日なんです。この型番だけ後出しなんですかね。
きっと市場からの要望が強かったのかもしれません。Corei5でメモリ16GBの仕様をもつ商品が欲しかったのでしょう。
またこの型番だけ色がブラックしかないんですね。本当はプラチナが良いかな?って思ってたんですけどね。
VPT-00032のスペック
詳細なスペックは下記の通りとなります。
商品名 | SurfaceLaptop3 [13.5型 /SSD 256GB /メモリ 16GB /Intel Core i5 /ブラック/2020年] VPT-00032 ノートパソコン サーフェスラップトップ3 |
型番 | VPT00032 |
メーカー | マイクロソフト(メーカーサイトへ) |
メーカー希望小売価格 | 183,480円(税込) |
メーカー発売日 | 2020年02月26日 |
カラー | ブラック |
メーカー保証年数 | 1年 |
本体サイズ(幅×高さ×奥行)mm | 308×223×14.51 |
本体重量 | 約1288g |
モニタサイズ | 13.5型 |
モニター解像度 | 2256×1504(201 PPI) |
OS | Windows 10 Home |
Officeソフト | Office Home and Business 2019 |
CPU | 第10世代インテル Core i5-1035G7(1.2 GHz、4コア) |
グラフィック | インテル Iris Plus グラフィックス |
ストレージ | SSD M.2 NVMe 256GB |
メモリ | 16GB |
光学ドライブ | 無し |
無線LAN | IEEE802.11ax |
WEBカメラ | 前面カメラ画素数:720p HD カメラ |
タッチパネル | 対応 |
インターフェイス | USB-C、USB-A、3.5mm ヘッドセット ジャック、SurfaceConnect (充電、 Surface ドック用端子) |
バッテリ駆動時間 | 最大約11.5時間*1、急速充電対応(約1時間で80%)*2 |
発表時期(モデル) | 2020年3月モデル |
付属品 | 65W電源アダプター、クイック スタート ガイド、Office Home and Business 2019 初回インストール用 プロダクト キー、安全性および保証に関するドキュメント、保証書 |
ワイヤレスタイプ | Bluetooth 5.0 |
その他仕様 | [ディスプレイ]PixelSense、縦横比 3:2 [タッチ]10点マルチタッチ対応 [ペン]対応 - 筆圧 4096段階(Surface Pen 別売り) [生体認証]Windows Hello(顔認証) [オーディオ]スタジオ マイク内蔵、Dolby Audio Premium搭載 Omnisonic スピーカー |
使用してみた感想
Surface Laptop3 13.5インチを少し使ってみた感想はとても良いフィーリングです。私も過去に色々なノートパソコンを使用してきましたが、今まで使用してきたノートパソコンの中では一番良い感じがします。
画面のサイズは丁度良い!
私が思うに13インチには思えない画面サイズです。思っていた以上に画面が大きく見えます。これで13インチかと思うとビックリです。
ここまで画面サイズがあると、画面が小さすぎて文字が読みにくいと言ったような不満は全くありません。また画面に表示される情報量も丁度良いかと思います。
あくまでも私は15インチでなくても13.5インチで十分満足できております。
ここまで薄くて軽い本体で持ち運びを意識しているノートパソコンで15インチにするメリットは私には感じません。
動作はサクサク!
使ってみて一番感動したのは動作がサクサクです。数年前に自作したデスクトップマシンに比較してもサクサク動作しています。
ナニコレ?
技術の進化は凄いですね。数年経過しただけでここまで進化しているとは。。。。
しかもノートパソコンなのに。
普通に使っていて動作が重くなるようなことは全くありません。むしろ滑らかに動作しすぎて怖いくらいです。
これはCPUの進化もありますが、SSDを採用しているのの一つの要因かもしれませんね。
とにかく素晴らしい!
キーボードも打ちやすい!
小型のノートパソコンはキーボードが小さいとか、キーが小さいとか間隔が狭いとかでブラインドタッチがしづらいこともあるんですよね。
しかしSurface Laptop3 13.5インチのキーボードはとても打ちやすいです。
間違ってタッチすることも少なく、慣れればデスクトップと変わらないタッチが出来ると思います。
またタッチした時のボタンを押した感覚がとても気持ち良い。
キータッチが固いわけでもなく、柔らかすぎるわけでもなく。
これは拘っているような気がしますよ。
なかなかこの感触のタッチは味わえないような気がします。
そしてSurface Laptopのキーはキーが外れたりするようなことはなさそうな作りととなっています。ノートパソコンによってはキーが取れやすくなっていたりするものもあるんですよね。
それがこのパソコンにはないです。
何よりも見た目がカッコいい!
Surface Laptopですが見た目がとてもカッコ良いんです。
これってMac Bookを真似たんでしょうか?
薄型に仕上がっており見た目がスタイリッシュです。外観では凹凸も少なくとてもいい感じです。
やっぱり見た目って大切ですよ。特に持ち運びするノートパソコンなら尚更です。
スタイリッシュに見えるだけでも持ち運びがし易そうじゃないですか。
Office Home and Business 2019
標準で「Office Home and Business 2019」が付属してくるのですが、既にインストールされています。Word、Excel、PowerPointあたりを初めて開こうとするときに認証が必要になります。
購入した時の箱の中にラインセンス認証キーが記載されたものが入っています。その認証キーを入力することでOfficeが使用できるようになります。
まとめると
Officeが付属し高スペックでスタイリッシュなノートパソコン。
なんか夢のようなノートパソコンです。一見価格が高いように思えてしまうのですが、スペック相当と私は思っています。
しかし所詮はノートパソコンです。ノートパソコンの弱点はバッテリーです。数年使用するとバッテリーが劣化してくるんですね。場合によってはバッテリーが膨張してしまったりして。バッテリーも簡単に交換出来れば良いのですが、この商品は少し面倒な感じがします。
そう考えるとデスクトップと比較して短命なんです。
だから高スペック構成で高額なものを購入してしまうと、数年でダメになったときにショックが大きいです。そういうことも見越して、必要なスペックを検討しコストパフォーマンスを考えてノートパソコンを購入する必要があるのです。
Surface Laptop3はとても良いノートパソコンだと思います。スペックは人それぞれ求めるものが異なるので、自分にあうスペックのものを選べば良いのではないでしょうか。