WordPressサイトの表示速度改善!重くなったWordPressを蘇らせる方法!

速度
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WordPressに関して言うとサイト表示の際にプログラムが動き出し記事データをサイトの形にして表示してくれるツールである。どうしてもプラグインの利用や大きな画像を多数利用していると、どんどん表示速度が遅くなっていくのが避けられない。

しかし、この表示速度に関しては余りにも遅すぎるとSEO的にも問題があり、検索エンジンにクロールさえして貰えなくなる可能性もあります。便利なツールが逆に仇になってしまうケースがあるのです。

しかも今はモバイル時代です。スマートフォン閲覧者の事を考慮してサイト運営する必要があります。この表示速度の遅さが仇となり、折角アクセスしようとしてもなかなか表示されなかったら見て貰えなくなってしまうのです

このようなことを未然に防ぐためには、レンタルサーバーの引っ越しという選択肢もあるのですが、ハッキリ言って月間10万PV行くまでは意味が無いです。今のレンタルサーバーで可能な限りの速度改善を行い、それでもダメな場合にレンタルサーバーの引っ越しを考えると良いと思います。

なかなかそこまでサイトを成長させるには時間が掛かるものです。最初から高スペックなレンタルサーバーもありですが、独自ドメインでアクセスされないサイトであり続けたら無駄な投資となります。最初はコストパフォーマンス重視で良いと私は思います。そこで可能な表示速度改善をしていきましょう!

WordPressサイトの表示速度改善する方法

これは色々な問題を抱えているケースがあります。恐らく表示速度に一番影響が大きいのは画像のサイズです。次にプラグイン。そして敢えて挙げるとすればJavaScriptやCSS(スタイルシート)の読み込みとなります。記事が多くなり、画像が多くなり、プラグインも多くなればどんどん遅くなる。そう思って貰って良いのではないかと思います。

もし自分のサイトをスマートフォンで開いてみて遅いと感じたら危険です。調べるのは出来ればWi-Fiでない環境の方が良いです。通常の携帯電話用電波で遅いと感じるようであればきっと問題ありだと考えて良いでしょう!

表示速度を客観的に分析する方法

まずは自分のサイトの表示速度を計測してみよう!その結果次第で対応が必要です。今は便利な時代でサイトの表示速度を分析してくれるサービスがあります。その利用方法について説明した記事が下の記事となりますので参考にしてみて下さい!

自分のサイトの表示速度を計測する方法。表示速度はアクセス数に影響が出てくるSEO対策の一つです!!

分析した結果が悪い場合は改善の余地があります。ただ、分析結果には色々な評価があります。分析結果が100%になれば良いという訳ではありません。数値が良いに越したことはありませんが、あくまでも参考程度に捉えた方が良いと思います。実際に本サイトでも体感速度が上がったにも関わらず、分析結果が悪くなったケースもありました。

また、改善方法の提案の中には現実的な改善方法でない場合もあります。確かにそれを改善すれば数値が100%となったとしても、サイト運営が面倒になるよう対策は意味があるのか?を考えた方が良いと思います。あくまでもバランスを考えながら対策していくことが大切です。

ただし、悪い結果が出て体感速度も遅いと思っている場合には対策しなくてはなりません。この対策についてはレンタルサーバーによっても変わることもあり得るという事と、WordPressのカスタマイズ内容によっても異なってくるという事を忘れてはいけません。表示速度改善に絶対はありません。環境によって異なることだけは頭の片隅にでも置いといて下さい。

表示速度を改善するプラグインの利用について

WordPressには表示速度改善をサポートしてくれるプラグインが存在しています。ただ、このプラグインですが上記でも書いたように環境によって効果があるケースとそうでないケースがあります。こればかりは実際に試して分析する以外ありません。

本サイトで表示速度改善がされたプラグインについて

Lazy Load」と言うプラグインが本サイトでは僅かですが効果がありました。このプラグインについては画面に表示する部分の画像しか読み込まないというものです。必要に応じて画像を読み込みしていくプラグインとなります。詳細は下の記事で紹介していますので参考にしてみて下さい!

WordPressのサイト表示速度が改善されるプラグイン「Lazy Load」の導入方法・結果について!

本サイトで表示速度改善がされなかったプラグインについて

誤解しないで頂きたいのは、これから紹介するプラグインについては環境によっては効果があると思われます。しかし本サイトの環境においては残念ながら速度改善には繋がらなかったプラグインです。きっと設定の仕方やサーバー環境によっては効果があるプラグインだと思っています。そのプラグインについて下の記事にて紹介していますので参考にしてみて下さい。

WordPressのサイト表示速度改善で注意する点。ロリポップには通用しなかった速度改善プラグイン!

「.htaccess」をカスタマイズして速度改善する方法

本サイトにおいてはこの対応が結構な効果がありました。この対応をしたことで明らかに体感速度も変わりました。この対応については注意して実施する必要があります。これはレンタルサーバーの動作に影響を受けるカスタマイズとなる為、ケースによっては何の効果も得られないどころか、サイト表示がされなくなるような最悪なケースも考えられます。バックアップを必ず取り、スグに復旧できるようにしておいてください。下の記事がこの方法について紹介していますので参考にして下さい。

「.htaccess」をカスタマイズしてWordPressサイトの表示速度を改善する方法!

「jquery」フッターへ移動と画像サイズ圧縮で速度改善する方法

PageSpeed Insights」の分析結果の中で、「jquery」をヘッダーで読み込みしているのが遅くしていますというような分析結果が出てくると思います。この「jquery」ですがヘッダー部分で「jquery」の機能を利用する場合にはヘッダーで読込みする必要がありますが、大抵のサイトではそのような事は殆どありません。むしろ「jquery」の機能すら利用していない可能性もあります。ただ、読込しておいても損はないので、フッター部分で読込するように変更すれば速度改善に繋がります。負荷分散ってやつですね。ヘッダー部分に読み込むものが多すぎると表示までの時間が掛かります。また、一番効果が高いのは画像です。特にヘッダーの画像サイズを見直してみて下さい。「twenty seventeen」の場合は画像のサイズが大きいのが推奨されているのが注意点です。実はコレが問題です。それを分散すれば良いのです。その方法が下の記事となりますので参考にしてみて下さい。

WordPress表示速度改善には画像サイズの見直しと「jquery」のフッターへの移動する方法が効果あり!

「レンダリングをブロックする JavaScript を除去してください」の対策方法

これに関しては上記の「jquery」のフッターへの移動と話が被ってしまうのですが、もう少し仕組みを理解して頂きたいと思っております。速度改善は単純な話ではなく、根本的な対応を環境によって対策する必要があります。そのような理由から、もう少し詳細に説明したものが下の記事となりますので参考にしてみて下さい。

「レンダリングをブロックする JavaScript を除去してください」の対応・対策方法をCDN化も含めて徹底解説!

表示速度改善の注意点

何度も言っていますが、環境によって対応の方法が異なるという事です。どの対応が効果が高いかは環境次第です。しかし、よく考えてみて下さい。モバイルにしろPCにしろ閲覧者はブラウザを利用してサイト閲覧します。ブラウザが読込するデータ量が減少すれば速度改善に繋がります。だからこそ画像サイズの圧縮は必須です。極力サイズを抑えた方が良いです!

他にも注意点はあるのですが、画像サイズの圧縮が一番効果が高いのは間違い無いです。カメラで撮影した写真サイズをそのままアップロードしてませんか?そう言うところから見直しが必要です。サーバーのスペックがいくら良くても、ブラウザの読込データ量が多ければ遅くなるのは仕方がないこと!

最初からサーバーのスペックを疑ってはいけません。アクセス数がありすぎてパンクするようなサイトに育成できたら、高スペックサーバーへの引っ越しを考えましょう!

なかなかそこまでのサイトになるには努力が必用です。少しずつサイトを育成していきましょう!

最後に本サイトを読まれた方にお願いがあります。

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