「Googleアカウントで見つかった1件のセキュリティの問題を解決してください」というメールを本日受信しました。このメールですが今までの流れですと詐欺メールのように思えますが、実は正しい情報です。
下図がそのメール内容です!
私もメール内の「操作を実行」をクリック直後、ヤバっと思ってしまいました。まさか巧妙な詐欺メールなんじゃないか?と疑ってしまいました。その為、操作を打ち切りブラウザからGoogleアカウントにログインしてセキュリティ診断をすることにしました。
このメールは本当にGoogleから送られてきているモノであることは分かったのですが、こういう場合は疑った方が良いです。もしかすると今後、このメールに似せた詐欺メールが出回ることも可能性としてあります。
身に覚えのないメールは疑う!
コレが基本です。
今回ばかりはやってしまったか?っと自分でも思ってしまいました。
もしこのGoogleからのメールを受信した場合、メールからではなくブラウザからGoogleにログインしてセキュリティ確認することをおススメ致します。今回はその方法について説明したいと思います!
Googleセキュリティ診断は簡単に行えます!
今回に限ってはメール内の「操作を実行」からセキュリティ診断をしても問題はありませんでしたが、そんなのは結果論です。もし詐欺メールだとしたら最悪な事態になります。
こういう場合はメールからではなく、Googleアカウントへブラウザからログインして問題を解決するのが一番良いです。
メール内のボタンやリンクと言うのは、目に見えているアドレスと裏のアドレスが異なる場合があります。フィッシング詐欺メールに関してはあたかも存在しそうなURLを見せておき、クリックすると違うURLへ飛ぶような仕組みとなっています。
そういったメールでの被害に遭わない為にも、直接ではなく間接的に問題を解決することが大切です。それでは今回のGoogleのメールの場合の解決手順について説明していきたいと思います。
Googleセキュリティ診断の実行手順!
今回のメールを受信するというコトは基本的にGoogleアカウントを持っていることが前提となります。
もしGoogleアカウントを持っていない人にメールが届いた場合、それこそ詐欺メールの類になりますので要注意です。
これからする説明は「Google Chrome」を利用した方法となりますので、ログインについては気を付けて下さい。
Goolgeアカウントでログイン
まずはGoogleアカウントへのログインとなります。
下図の右端にあります「ログイン」ボタンをクリックし、Googleアカウント名とパスワードを入力しログインしてください!
アカウント管理画面を開く
ログインするとブラウザの右上にアカウントのアバターが表示されます。設定されていない場合は人のマークかな?
アバターをクリックすると下図のようなものが表示されますので「アカウント」をクリックしてください!
セキュリティ診断を開始
下図がアカウント管理画面となります。この画面内に「セキュリティ診断」というモノがありますので「開始」をクリックしてください!
セキュリティ診断を実施
下図はセキュリティ診断が正常に終了した画面となります。この画面になる前には、「古い端末でのログイン情報が残っているため削除してください」みたいな警告メッセージが表示されていましたので、指示通りにボタンをクリックして解決です。
全ての問題が解決すれば下図の様に「問題はありません」という表示に切り替わります。
Googleアカウント管理を正しく使いましょう!
Googleアカウント情報画面を開くことはあまりありません。今回のようなケースで初めて管理画面を開く人も少なくないのではないかと思います。
この画面のタイトルには「アカウントの管理、保護、安全対策を一か所で行えます」となっています。
確かに良くみると「セキュリティ診断」以外にも「個人情報とプライバシー」という項目があったりと、実は今まで知らなかった設定が出来る可能性があります。今まで知らなかったからこそ、タマタマ開く機会がありましたら全て見直してみるのも良いのではないかと思います。
Googleに関して言えば検索エンジンだけではなく、提供されているクラウドサービスを利用されている方が多いハズ。良い機会だと思いますよ。
最後にまとめると
今回は本当にGoogleからのメールでしたので、メールから操作を実行しても問題は発生しなかったハズです。しかし、メールからリンク先に飛ぶ行為は時としてリスクを伴う場合が有ります。
万が一を考え、メールから直接リンクを辿ることは避け、今回のように別の方法で問題解決することもセキュリティ対策の一環となります。
サイバーセキュリティ対策ソフトウェアの導入は最低限必要なことなのですが、サイバーセキュリティ対策には人の行為も含めて対策であることを忘れてはいけません。
最悪のケースを疑う!
コレが大切です。