ISO感度を使いこなせ!暗闇の室内でもピンボケしない撮影方法!

写真撮影
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室内(暗い部屋)で行われる子供のお遊戯会なんかでピンボケ写真しか撮れない経験をしたことありませんか?実はコレ、カメラの設定でピンボケしない写真が撮影できるようになります。

私のメイン機は「Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 40D ボディ EOS40D」という一眼レフカメラを使用している。2007年8月31日に発売されたのだが、発売1週間後に購入し、未だにコレを利用している。もう10年経過しても現役です。この一眼レフカメラの登場はデジタル一眼レフカメラの連写機能を向上させた商品であることは間違いない。1秒間に6.5連写出来ることを売りCMがされていたのを覚えている。

この本体であるがISO感度が3200まで利用可能なのだが、このISO感度を使いこなすことは非常に大切な事です。これはフィルムの時代にもフィルムに「100」とか「200」とかの数字が記載されていたのだが、それと同じである。

ISO感度は「写真撮影時に光に対しての感度をどれ位必要か?」で選択する必要があります。数字が低ければ光に対する感度が低くなり、数字が高ければ光に対する感度を上げることができます。フィルムの時代には「ISO3200」なんてなかったんではないかと思います。デジタルだからこそ可能になった領域なのではないかと思っています。

このISO感度を使いこなすことで、上手く撮影しずらいシーンでの撮影を楽に行う事ができるようになるのです。ISO感度についてはコンパクトデジタルカメラでも設定できる機種がありますのでシーンによっては使える機能となります。写真撮影は光の使い方を表現することが大切なのです!

ISO感度が上がれば光に対する感度が上がる。すると暗い室内での撮影でも明るい写真撮影が可能になります。もっと簡単に言うとシャッタスピードを上げることが可能になるのです。シャッタースピードを上げることはピンボケ写真防止には一番欠かせない機能です

「ISO感度」を使いこなす方法

まず自分のカメラのISO感度がどこまで利用可能かを知るところから始めよう!

これは説明書を読めば有効なISO感度が掲載されているはずです。問題は設定可能なISO感度と実際に撮影に使用できるISO感度は違うという事を知ってください。

これはどういう事かと言うとISO感度を上げると画素が荒くなります。私のカメラだとISO1600で撮影すると明らかに画像が荒く見えます。それなのでISO800までが実際に使用しても良いと思っている感度です。

最近のデジタル一眼レフカメラは大分性能が向上しているので、ISO1600位までは問題ないような気がしますが、これはカメラによって全然違うと思いますので実際に撮影しパソコンで写真を見てみて、実践で利用しても良いと思う感度を把握しておくことが大切です。この時、同じシャッタースピードで撮影してみて下さい。通常の昼間にISO感度1600でシャッタースピードを遅めに撮影してみると分かります。明るすぎて写真とならない事態になっていると思います。

通常はISO感度は「100~200」が基本です

天気の良い日中に外で撮影する場合はISO感度は100、曇りの時で200位が基本です。夜の撮影時にはどのように写真を撮りたいか?三脚を使うか?等でISO感度は変える必要があります。

まずは自動撮影モードでフラッシュなしで、ISO感度200をベースで撮影してみて下さい。その時にどの位のシャッタースピードが出るかでISO感度を上げるか下げるかを決めます。とにかくピンボケ写真を無くしたいという場合には、事前準備が大切です。これは三脚を使うか使わないかでも変わってきます。

手持ちで構えて撮影する場合には、手ブレというものが必ず付きまといます。これは撮影者の腕によっても違うのですが、自分がどの位のシャッタースピードがあれば手ブレしない写真を撮影できるか?って事も知っておく必要があります。

こういう事を全てを踏まえて、自分の腕とシャッタースピードの関係を知ることはピンボケ写真を無くすために必要な作業となります。大抵の子供のお遊戯会はフラッシュ撮影は基本的に禁止だと思います。だからこそフラッシュなしでどこまで撮影できるか知っておきましょう!

暗い室内でピンボケしない写真撮影方法は?

暗い中で少しでもピンボケしない写真を撮りたいという目的であれば、自分が使用しても良いと思うISO感度を可能な限り上げます。Autoモードでフラッシュを利用せずにどの程度のシャッタースピードで撮影できるかを確認します。もしシャッタスピードが速い場合にはISO感度を下げても大丈夫。

シャッタースピードが明らかに遅すぎる場合、ISO感度を上げきっている状態なので、自分が手ブレを起こすか起こさないか?ギリギリのシャッタスピード優先で撮影します。これは写真が暗くなってしまいますが、ピンボケするよりはマシと捉えた方が良いです。

ピンボケを防止することを優先するか?

明るさを優先するか?

あなたならどちらを選択しますか?

作品を作る場合には明るさを優先するケースもありますが、子供の大切なシーンを少しでもピンボケを防いで撮影したい場合は?っと言うような選択になります。結局数打てば当たるじゃないですけど、デジタル一眼レフカメラなら連写でバシバシ撮影しまくりが良いです。そうすればピンボケしていない写真があるはずですよ。デジタルだからどんどん撮影すれば良いのです。ピンボケしていたら削除すれば良いのですから。

写真撮影についてまとめると

写真撮影は光をどのように扱うかが大切なのです。光とのコラボレーションが写真となっているという事を忘れないで下さい。例えば、夜間に車が光の様な高速走行しているような写真を撮影する場合には、敢えてシャッタスピードを遅くします。そうすると車のライトが残像の様に映るのです

あと上げるとすれば子供の運動会ですかね。走っているシーンでピンボケしない写真撮影はシャッタスピードを上げて撮影するのですが、シャッタスピードが速すぎると走っているハズの人が止まっているように見えるのです。それをシャッタスピードを抑えて、人の動きに合わせて流し取りをすると躍動感のある写真になったりするのです。

もう一度言います。

写真撮影は光とのコラボレーションです!

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