【レビュー】ONKYO(オンキョー) ネットワークCDレシーバー ハイレゾ音源対応ミニコンポ CR-N765

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今回は筆者が利用している「ONKYO ネットワークCDレシーバー ハイレゾ音源対応 シルバー CR-N765(S) 【国内正規品】」のレビュー(感想)を記載したいと思う。この商品であるが他の記事の中でも紹介したことがあるが、改めて商品自体の紹介も兼ねてレビューを記載したいと思う。「ONKYO(オンキョー)」って言うと意外と地味なイメージで、人によっては知らないって人もいるのではないかと思います。このメーカーですが社名がそのものを表していて、「音(サウンド)」に拘りを持っており、「創業以来、人類の共通語ともいえる音楽の理想的な再生装置の開発を目指してきました。」という経営理念を持つメーカーです。ミニコンポなんかはSONY、Panasonic、パイオニア、ケンウッドと言ったメーカーは聞いた事がある人は多いのではないかと思うのですが、この「ONKYO」は音楽業界の人であれば昔から名の通ったメーカーです。このメーカーを知っている人はミニコンポと言うよりも、本格的なアンプやスピーカー、オーディオケーブル等の方がイメージが強いのではないかと思いますが、近年はミニコンポにも力を入れてきており、低価格で質の高い商品提供をしているイメージを筆者は持っています。それだからこそお勧めしたい一品です。それでは、さっそく筆者が利用したレビューや購入の決め手となった点を記載していきます。

「ONKYO ネットワークCDレシーバー ハイレゾ音源対応  CR-N765」のレビュー(感想)

約20年程使用したSONYのミニコンポがCDトレイのOpen/Closeが出来なくなってしまった為、約1年前位に買い替えすることになった。いざ家電量販店へ行くと「ハイレゾ音源対応」なる商品がいくつかありました。対応していないものもあり、「むむむ、ハイレゾ?何それ?」みたいな感じになってしまい、初日はとりあえず家電量販店で取り扱いしていた商品のパンフレットを全て持って帰りました。ま~自分なりに色々ネットとパンフレットから調べまくりましたよ。どの商品が良いのか?そしてハイレゾ音源のことについても。とりあえずデジタル化が進んでいる現代社会においては、「ハイレゾ音源対応」は外せないと感じました。理由はネット経由して購入する曲が「flac」というファイルで提供されているケースが多いためです。そうです、これこそが「ハイレゾ音源のデータ」なのです。ハイレゾ音源のデータ形式としては他にもあるのですが、一番普及しているのが「flac」であると筆者は感じました。ミニコンポなんてものは頻繁に買替するものでないので、「ハイレゾ音源対応」で手頃な価格で選択すると、3つの商品が候補にあがりました。一つ目は今回紹介する商品、二つ目はSONYの商品でしたが価格的にはスピーカーまで含めると高い。そして三つ目はPanasonicの商品で価格はほぼ同等だったような記憶があります。

何故3つの候補からONKYO商品を選んだのか?

  • まず、候補に挙がったPanasonicの商品は「ハイレゾ音源対応」はされていたが、ネットワークレシーバーという機能が不足していた。筆者は以前から思っていたのが、同一ネットワーク上で音楽データの管理が出来るのが理想的であると考えていた。そうすればタブレットでもスマートフォンでも自由に音楽データを利用することができる。また、家電量販店で同一の曲を聴き比べもしたが、筆者にとっては明らかにONKYOの商品の方が音が良く感じた。ここでPanasonicは選択肢から消えた。
  • もう一つの候補であったSONYの商品だが、スピーカーが別売りなのだ。たしか記憶によるとスピーカー込の金額がONKYOの商品と比較すると2倍近く高い。だけど、スペックや機能が少し充実していた記憶がある。ただ、金額差は大きい。Panasonic商品は候補から外れたが、SONYとONKYOで迷いが出た。やはりここで大事なのが音質の違いだ。SONYの商品も確かに音は良い。しかし、ONKYOの商品も音が良い。正直、音楽の素人の自分にはこの二つの商品の音質の違いが分からなかった・・・。「これって金額差に見合ってるの?」と思ってしまったほどわからない。妻と検討し、低価格で購入できるONKYOに決定!!しかもラッキーなことに、何故かスピーカーだけが一度開梱されており、さらに値引き対象にしてくれたのだ。ONKYOの商品はシルバーとブラックが選択できるが、筆者は迷わずシルバーにした。ちょっと高級そうに見えるところが良かった。

結局、こんな理由から「ONKYO ネットワークCDレシーバー ハイレゾ音源対応 シルバー CR-N765(S) 【国内正規品】」を購入することになった。

スペックについて

これに関しては「ONKYOのページの商品紹介」を参照した方が良いと思うのだが、少しだけ簡単に箇条書きに説明する。

  • ハイレゾ音源」対応商品である。ハイレゾ音源の再生については、DSD 5.6MHzまでのネイティブ再生に対応(ネットワーク経由およびUSB経由)
  • コンパクトなのに音質は申し分ない。
  • ネットワーク対応している為、ネットワーク対応 radiko.jp、Tune In
    PLS・M3UおよびPodcast(RSS)形式インターネットラジオDLNAでネットワーク上の音楽データを再生できる。再生方法はスマートフォンやタブレットにONKYO用のアプリをインストールして、そこから操作が可能となる。ネットワーク機能を利用することで、radiko,jpやTuneInなどのインターネットラジオが楽しめるとともに、お手元のスマートフォンがワイヤレスリモコンになる「Onkyo Remote」を利用する。
  • USB再生では、ギャップレス再生に対応(WAV、FLAC、Apple Lossless)
  • クリアで豊かなサウンド再生を実現している。
  • 対応フォーマットは「対応再生フォーマット MP3、WMA、WMA Lossless、WAV、AAC、FLAC、Ogg Vorbis、LPCM、Apple Lossless、DSD」をとなる。
  • USB端子※1※7※10※11 前面×1、背面×1
  • アンテナ端子 AMアンテナ端子×1、FMアンテナ端子×1
  • ヘッドホン対応インピーダンス 16 Ω ~ 600 Ω
  • 実用最大出力 30W+30W(4Ω、1kHz、1ch駆動時、JEITA)

簡単に説明するとこんな感じのスペックです。購入検討の際は必ず「ONKYOのページの商品紹介」を参照してくださ

購入してからしたこと

  • 今までので音楽データを「Flac」に移行しました。
  • Wi-Fi中継ポイントを導入しました。これにより本体とTVをネットワークに接続させるようにしました。詳しくは「Wi-Fi環境を整備しよう-家庭内LAN構築に欠かせないWi-Fiの必要性」のページをご参照ください。
  • ネットワーク化と同時にNASを導入し、音楽データを一元管理しました。「【ハイレゾ音源対応】音楽データの管理・整理方法」をご参照ください。
  • 「radiko」が聴けるように、ネットワーク接続しました。勿論、DLNAでNASへのアクセスを可能にすることも目的ですが。
  • スマートフォンに「Onkyo Remote」をインストールしました。これによりDLNA経由でNASに保存されている音楽データを再生することが可能となります。このアプリでラジオに切り替えたりとリモコン替わりにも使用できます。

設定はそれ程難しいものではございませんが、LANジャックが必要と言うところがポイントになります。Wi-Fiルータの近くに設置する場合は問題ありませんが、別部屋の場合なんかは工夫が必要となります。

実際に利用してみて

  • 16畳ほどのリビングで利用しているのですが、無理のない音量で最高の音質が確保できています。もっと広いリビングの方はわかりませんが、とりあえず我が家においては満足です。
  • 意外とradikoが使えます。妻や子供たちは利用頻度が多いです。
  • 無線LAN経由でハイレゾ音源データを再生しているのですが、音の途切れ等は全くありません。ハイレゾ音源って意外とデータ量が大きいので心配な面もありましたが、全く問題なく再生できています。
  • 本体もスピーカーもコンパクトな為、それ程場所を取らずに済んでいます。
  • 基本ネットワーク経由でしか再生してないのでUSBからの再生はしていませんが、基本的に再生できる音楽データが入っていれば同じように再生するものだと思います。
  • やはりこの程度のスピーカーから出力される音は、「MP3」と「Flac」で比較してしまうと、圧倒的な音質差を感じます。さすが「ハイレゾ音源」と言ったところでしょうか。

まとめると

我が家においては満足して利用しており、不足している点は全く見当たらないと言ったところが感想です。むしろ5万円を切る金額でここまでのことが出来るこの商品はコストパフォーマンス最高の商品だと思います。ミニコンポご検討の方は、候補の一つとして考えてみては如何でしょうか?

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